インフルエンザ予防接種の効果

インフルエンザの予防方法として、みなさんが一番最初に思いつくのはワクチンによる予防接種ではないでしょうか?子供や高齢者、妊婦の方など幅広い方が受けている予防接種ですが皆さんは予防接種のことをどの程度理解していますか?

インフルによる学年閉鎖を防ぐには予防接種が効果的

人間に感染する可能性があるインフルエンザには、A型、B型、そしてC型の3種類があります。このうち、現在流行しやすいのはA型とB型です。その中でも感染力が強く、感染したときの症状がひどいのがA型です。そのため、学年閉鎖を引き起こすようなインフルエンザの流行がある場合には、A型である場合が多いのです。
インフルエンザA型は、感染力が強いため、一人の感染者が集団の中に存在すると、周囲に次々と感染していく恐れがあります。インフルエンザの感染経路は、主として、くしゃみや咳などによる飛沫感染だからです。従って、学校でクラスの中に感染者がいると、そのクラス、ひいては教室が近かったり一緒にいる時間の長い同じ学年の児童や生徒が次々に感染し、学年閉鎖に至る恐れが強くなります。
学年閉鎖になると、多くの児童や生徒が感染しているため、中には重篤な症状となる場合もありますし、学校の授業が遅れたり、学校行事を延期したりと、学校運営にも影響が出ます。また、多くの患者が発生するため、治療のための保護者や健康組合の経済的負担も大きくなります。従って、学年閉鎖のような事態は、可能な限り避ける必要があります。
学年閉鎖といった事態を避けるためには、インフルエンザの流行を防ぐことが最も効果的です。そのためには、できるだけ多くの人が予防接種を受けておくことです。予防接種によって抗体ができれば、インフルエンザウィルスが体内に侵入しても、増殖を防いだり、撃退することが可能です。また、万が一感染したとしても、軽い症状で済みます。
インフルエンザの予防接種は、効果が出てくるまで約1か月必要なので、11月頃までに受けていれば安心です。10月頃から病院で接種してもらえますし、所属する健康組合によっては補助金が出て、安い料金で受けることも可能です。